2023年03月06日
精緻な加工技術だけが、「心地よさ」を生み出す
シャルドネのオリジナル家具は、無垢の天然木を素材に、家具職人による手仕事から生まれます。
宮大工などによる伝統的な日本の木材加工技術の高さは、世界でもトップレベルといわれています。
そして、その建築以上に緻密さが求められるのが家具職人による手仕事です。
例えば、建築で用いられる伝統的な継ぎ手の技術に「蟻継(ありつぎ)」という工法がありますが、同じような技術を家具の製作にも用いています。
こうした「木組み」と呼ばれる伝統的な接合方法は、金物などを利用した接合方法に比べ、木材本来が持つ強さやねばり、しなやかさが活かされ、素材の良さが上質な座り心地へと反映されます。
棟梁と呼ばれる経験豊富な大工は、材木を選ぶところから仕事がはじまりますが、シャルドネの家具職人も同じです。目利きによる材料の選定、そしてその材料にあった加工を施して家具をつくる。
一つひとつの家具を手づくりすることにこだわるのは、その素材が無垢の天然木だからです。
天然の無垢材は、たとえ同じ樹種であっても一つひとつに違った個性が隠されているからです。