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2025年10月20日

パティスリー ルトワ ― 素材と空間で紡ぐ「大切な人に教えたくなる場所」

パティスリー ルトワ ― 素材と空間で紡ぐ「大切な人に教えたくなる場所」

 

犬山市シャルドネテラスの一角に、
小さな灯りのように誕生した洋菓子店 「patisserie le toit(ルトワ)」

モールテックスのカウンターに真鍮の灯り、
壁に反射するやわらかな光。
オーク材の棚板からは、木の温もりがそっと伝わります。

この空間には、「シャルドネが大切にしてきた“素材の誠実さ」と“心地よい「美」が息づいています。
そして、その中で生まれるお菓子には、もうひとつの「想い」が込められています。


屋シェフの想い ― “屋根の下でつながる”お菓子

 

「le toit(ルトワ)」とはフランス語で“屋根”。
オーナーシェフパティシエールの 屋恵里奈(おく・えりな) さんの名前「屋」と重なり、
地域に根を張り、家族や仲間が集う場所を意味します。

幼いころ、ホットケーキを焼きながらカメラに笑いかけていた少女。
その頃からずっと「お菓子屋さんになること」が夢でした。

多治見の名店『ラメールブランシュ』で修行を重ね、
このたび、自身のルーツと想いを形にしたお店をオープン。

「お菓子を通して、愛情や思い出を共有できる場所にしたい。
また食べたくなる味、また訪れたくなる空間をつくりたい。」

彼女の言葉どおり、ルトワのケーキは甘さ控えめで繊細、
大人も子どもも一緒に笑顔になれる味わい
です。


空間とお菓子が重なりあうデザイン

 

空間デザインは、シャルドネ・オフィスが手がけました。
モールテックスのカウンターは静かな上質感を、
真鍮の照明はお菓子の艶やかさを引き立て、
そしてオーク材の家具が“ぬくもり”を添えています。

素材へのこだわりと手づくりの温度。
それは家具にも、建築にも、お菓子にも共通する
「人の手でしか生み出せない美しさ」。

le toitは、そんな“素材と想いの融合”から生まれたお店です。
大切な人を連れて訪れたくなる、
そんな優しい時間がここに流れています。


patisserie le toit(ルトワ)
 

犬山市シャルドネテラス内(テイクアウト専門)
プレオープン中。焼き菓子販売も随時予定。
最新情報はInstagramにて。

□le toit (ルトワ)

□シャルドネテラス